ペペロナータ

Peperonata con capperi  e olive nere.

リーパリの塩漬けケッパーとブラックオリーヴといっしょに炒め煮にしたシチリア風のペペロナータ。しさ

今でこそイタリアのほぼ全土で食べられるペペロナータ、その主材料パプリカも原産はアメリカ大陸。

1500年以降にイタリアに入ってきて、

一般的に食べられるようになるまで2〜300年。つまり、イタリア、シチリアでパプリカが食べられるようになったのは1700〜1800年頃から。

ということになりますね!!

イタリア半島の長い歴史から見ると比較的新しい食材ですね。

今やイタリア料理に欠かせないトマトやトウモロコシ、ジャガイモもこの頃(大航海時代)にイタリアに入ってきました。

シチリアは当時スペインの支配下でナポリとは同じ国だった頃です。

だから、ナポリとは料理も共通するものがなんとなくありますね。


それ以前のギリシャ時代、ローマ時代、ビザンツ帝国時代、アラブ時代、ノルマン時代などはこれらの食材は無かったなんて、今のシチリア料理からすると不思議な感じです。


Viva!Colombo!   コロンブス、グッジョブ👍